
結論:空き家の放置は「資産」を「負動産」に変えます
結論から申し上げます。
実家の空き家をそのまま放置することは、非常に危険です。
大切な資産があっという間に「負動産」へと変わってしまいます。
市街化調整区域にある空き家は、特に注意と対策が必要です。
今回は、空き家を放置することで生じる3つの深刻なリスクを解説します。
思い出の実家が負担に変わる瞬間
「今は忙しいから、とりあえずそのままにしておこう。」
そう思って決断を先延ばしにする方は少なくありません。
しかし、目に見えないところで建物は確実に悲鳴を上げています。
気づいた時には手遅れになっているケースを、私は何度も見てきました。
空き家を放置する3つの大きなリスク
放置することで発生する問題は、主に3つあります。
どれも放置期間が長くなるほど、解決が難しくなるものばかりです。
リスク1:建物の急激な老朽化
人が住まなくなった家は、驚くほど早く傷んでしまいます。
窓を閉め切ることで室内に湿気がこもり、カビが発生するからです。
木造住宅にとって、湿気と換気不足はシロアリを招く致命的な原因です。
いざリフォームして活用しようとした時、修繕費用が膨大に膨れ上がります。
リスク2:税金が最大6倍になる罠
「家を壊して更地にすると固定資産税が上がる」と聞いたことはありませんか。
実は、家が建っていても「特定空家」に指定されると非常に危険です。
倒壊の恐れがあるなど、周囲に悪影響を及ぼす空き家だと行政から判断される制度です。
指定されると、固定資産税の優遇措置が外れ、税金が最大6倍に跳ね上がります。
姫路市やたつの市でも、空き家対策への取り組みは年々厳しくなっています。
リスク3:近隣住民とのご近所トラブル
太子町、たつの市、姫路市は、ご近所との繋がりがとても深い地域です。
庭の雑草が伸び放題になると、景観を損ねるだけでなく害虫も発生します。
台風で古い瓦や外壁が飛んでいき、隣の家や車を傷つける危険性もあります。
親御さんが長年培ってきたご近所との良好な関係を、壊してしまう原因になります。
負動産にしないための具体的な対策
これらのリスクを避けるために、今日からできることがあります。
決して難しいことではありませんので、ご安心ください。
まずは定期的な空気の入れ替えを
月に一度でも構いませんので、実家の窓を開けて換気をしてください。
これだけでも、建物が傷むスピードを大きく遅らせることができます。
合わせて水道の水を少し流すことで、排水口からの悪臭や害虫の侵入も防げます。
専門家による建物の健康診断
長年空き家になっている場合、素人目には見えない傷みが進行しています。
屋根裏の雨漏りや、床下のシロアリ被害は、発見がどうしても遅れがちです。
早めに建物の状態を正しく把握することが、最良の解決への第一歩となります。
次回の第4話では、この地域ならではの不動産価値についてお話しします。
【無料相談の案内】
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
実家の相続や市街化調整区域の問題は、ご家族ごとに状況も正解も違います。
「うちの場合はどうなるんだろう?」と少しでもモヤモヤしたら、いつでもお声がけください。
私は兵庫県揖保郡太子町で20年間、住宅リフォームと不動産業を営んできました。
ウッドワークスでは、強引な営業や押し売りは一切行いません。
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